科目名: 経済学史セミナー
担当者: 哲男
対象学年 | クラス | [005] | |
講義室 | 開講学期 | 後期 | |
曜日・時限 | 単位区分 | ||
授業形態 | 一般講義 | 単位数 |
準備事項 | |
備考 |
講義の目的・ねらい(講義概要) | 江戸末期から現代までの日本の経済思想の内容、動向をさぐり、現代日本の経済社会が抱えている問題を思想史的・学説説史的に理解し、解決策を模索していく。思想史的観点からの日本経済論である。参加者は、いくつかのトピックの中から選択して、報告すること。報告のまとめ方、プレゼンテーションの仕方も同時に指導する。 |
講義内容・演習方法(講義企画) | "第1回 概説 第2回 徳川期の経済思想 熊沢蕃山、本田利明、横井小楠 第3回 明治期:啓蒙思想T 福沢諭吉、殖産興業、宅気卯吉 第4回 明治期:啓蒙思想U 前田正名、天野為之、田中正造、渋沢栄一 第5回 明治末期の思想 幸徳秋水、柳田国男、武藤山治 第6回 大正期の経済思想T 友愛会、河上肇、北一輝、高野岩三郎 第7回 大正期の経済思想U 福田徳三、東洋経済新報、石黒忠篤 第8回 昭和前期の経済思想T 大河内正敏、帝国主義論争、深井英五 第9回 昭和前期の経済思想U 河合栄二郎、高橋是清、農本主義 第10回 昭和前期の経済思想V 日本資本主義論争、中山一郎、統制経済 第11回 昭和後期の経済思想T 大河内一男、高島善哉、大塚久雄 第12回 昭和後期の経済思想U 経済白書、宇野弘蔵、国独資論争、 第13回 昭和後期の経済思想V 従属論争、生産性向上運動、二重構造論 第14回 昭和後期の経済思想W 松下幸之助、福祉国家論、都留重人 第15回 まとめ" |
評価方法・評価基準 | 平素の成績で決定する。調査の程度と議論への参加、プレゼンテーションの技量向上が大切である。 |
履修の条件(受講上の注意) | |
教科書 | 近代経済思想 藤井隆至編 東京堂出版 |
参考文献 | 日本の経済思想世界 川口浩編著 日本経済評論社。そのほかの文献については、授業の際に指示する。 |
特記事項(その他) |

